脱炭素社会の実現
近年、世界では地球温暖化の影響による台風や洪水・熱波といった様々な異常気象が観測されています。これらに伴う災害は、環境への被害だけでなく人や産業・地域経済へも大きく影響し、将来世代への大きなリスクとなります。この気候変動の大きな原因と言われているのが温室効果ガスの増加です。 二酸化炭素などの温室効果ガスを早急に抑制する事が重要であり、日本政府は2050年までに脱炭素社会を目指すと宣言しました。
平和堂では、まずは無駄なエネルギーの使用を減らし、エネルギーが創出できる可能性について検討を進めています。節電や省エネルギー設備・太陽光発電システムの導入など、脱炭素社会の実現に貢献します。
具体的な取り組み
太陽光発電設備
建物屋上などの施設を太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に活用することで、環境への負荷を低減し、低炭素社会の実現に向けての取組みを進めています。本部駐車場ではカーポートタイプの発電設備を設置しており、自家消費しています。
省エネ機器導入
店舗照明のLEDや冷蔵ケースを効率的な機種へ更新することにより、電力使用量およびCO2排出量の削減に取り組んでいます。
従来から導入を進めている冷蔵ケース室外機への水循環式クーリングシステムを追加導入しました。室外機への吸気温度を低下させることにより熱交換効率が向上し、電力消費量の削減効果があります。
指標・目標について
基準 | 2023年度 実績 | 2030年度 目標 |
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CO |
2013年度CO2排出量 228,317t/CO2 |
177,333t/CO2 22.3%削減 |
(2013年度比) 46%削減 |
- 4 CO2排出量については、GHGプロトコルに沿って、Scope1・2を平和堂グループで算出