2022年10月26日
平和堂×龍谷大学×大津市 産官学の連携取組!
高齢者のフレイル予防のために学生が考えた総菜レシピを商品化!
「かぼちゃのおかずさらだ」
10月27日(木) 2府5県140店舗で
販売開始
平和堂(滋賀県彦根市、代表取締役社長執行役員:平松正嗣)は、龍谷大学(京都府京都市、学長:入澤崇)の学生が考えた高齢者向けレシピをもとにした総菜商品(1品)を、近畿北陸2府5県140店舗で10月27日(木)より販売いたします。
この取り組みは、大津市(市長:佐藤健司)が高齢者のフレイル予防を「食」から支えるため、今年度、龍谷大学農学部と連携し、高齢者向け総菜レシピの開発に取り組んでおられる中で、平和堂として協力させていただくものです。
秋の旬の一つであるかぼちゃをメインに使用した「かぼちゃのおかずさらだ」は、学生のレシピをオマージュした総菜商品として開発しており、味と見た目に美味しいこと、おかずとして朝昼夜に食べられること、何よりも考案した学生の健康長寿への思いを大切に、こだわりを追求した商品です。
平和堂では、企業理念として「お客様と地域社会に貢献し続ける企業」を掲げており、「地域密着ライフスタイル総合(創造)企業」を目指しています。これは、地域の抱える課題について地域と一緒に取り組むことで、明るく元気で、健康な地域を創っていくという「地域共創」が根幹であり、地域の持続的な成長に貢献し、地域経済が活性化し、社会がより良くなっていく「地域の健康」が、平和堂の成長と理念の実現に繋がると考えています。こうした考えのもと、食を扱う平和堂は、「健康」、「子育て」、「高齢者」を重点テーマとして、「地域の健康」に関する様々な連携やイベントを開催しています。
今後も、「地域の健康」のため、地産地消の推進や食育活動、環境保全活動や環境学習などの取り組みもより一層推進し、豊かで健康な滋賀県の発展と地域のサステナビリティに積極的に貢献してまいります。
【商品概要】
- 商品名
- 「かぼちゃのおかずさらだ」
- 販売価格
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- 小パック(約95g)本体価格198円(参考税込価格214円)
- 大パック(約150g)本体価格298円(参考税込価格322円)
- 商品特徴
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- ホクホク感の強い高紛質系のかぼちゃ「ほっこり」を使用しています。
- 鶏ミンチとクリームチーズに玉葱のアクセントがクセになります。
- かぼちゃ本来の甘みでくどさがなく、たっぷりお召し上がりいただけます。
- 販売期間
- 2022年10月27日(木)~12月22日(木)
- 販売店舗
- 滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・福井県・石川県・富山県内の「アル・プラザ」、「平和堂」、「フレンドマート」、「スーパーフレンド」 合計140店舗
※フレンドマート・D小柿店、フレンドマート・D武佐店を除く
【平和堂×龍谷大学×大津市 記者会見を開催】
10月21日(金)、おごと温泉琵琶湖グランドホテル(滋賀県大津市)にて、大津市と龍谷大学とで「フレイル予防のための高齢者向け総菜レシピ」の記者会見を行いました。
今回は、大津市が高齢者のフレイル予防を「食」から支える取り組みの一つとして、高齢者向け総菜レシピの開発を龍谷大学の学生に依頼され、小田垣さんと前田さんが6種類の高たんぱく総菜レシピを考案されました。
そのうちの「かぼちゃのおかずさらだ」について、お二人と当社の松岡、先輩バイヤーの渡邊が中心となり検討を重ね、株式会社ベストーネ(滋賀県犬上郡多賀町)の協力を経て商品化することができました。
<6種のレシピ>かぼちゃのおかずさらだ、つくね、ひじきサラダ、やわらか鶏むねの塩麹の唐揚げ、厚揚げのきんぴら、丁字麩レンチトースト
開発した総菜は、大津市が主催の健康講座「シニアのための「お⼝と食」」にて、試食していただきました。なお、この健康講座の開催会場は以下の3会場です。
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10月21日(金)
おごと温泉琵琶湖グランドホテル(100名)
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11月8日(火)
びわ湖⼤津プリンスホテル(100名)
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11月19日(土)
⿓⾕⼤学瀬⽥キャンパス⻘志館⾷堂(60名)
<記者会見概要>
- 1. 日時
- 2022年10月21日(金)11:00~11:30
- 2. 場所
- 琵琶湖グランドホテル(大津市雄琴6丁目5番1号)
- 3. 出席者
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- 大津市長
- 佐藤 健司様
- 龍谷大学
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- 農学部食品栄養学科・教授 石原 健吾様
- 農学部食品栄養学科 4年生 小田垣 萌衣様
- 農学部食品栄養学科 4年生 前田 穂乃果様
- 株式会社平和堂
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- 地域共創事業部長 橋本 光正
- 生鮮食品事業部デリカ課バイヤー 松岡 あゆ美
【参考】
「平和堂のサステナビリティ」ホームページ&「平和堂レポート2022」
平和堂のサステナビリティ https://heiwado.jp/csr
平和堂レポート2022 https://www.heiwado.jp/hr/report
<注意事項>
- ・当リリースに記載されている内容は、全てリリース時点での情報に基づきます。
- ・当リリースに使用しているパース、イラスト、写真、ロゴ、サイン、地図等はイメージですので、実際とは異なる場合があります。
- ・都合により予告なく内容やスケジュールを変更する場合がありますので、予めご了承ください。
以上
<平和堂 地域共創事業部長 橋本のコメント>
当社は、平和堂ならではの「ライフスタイル総合(創造)企業」を目指すことを中長期ビジョンとして掲げている。このンビジョンの実現にあたり、「地域の健康」は欠かせない。地域の健康とは、地域消費の拡大、地域経済活性化、地域内雇用拡大、域内所得向上するという好循環している状態で、地域の課題解決を目指している。
域内消費拡大には人口が増えればいいとなるが、日本全国、非常にハードルが高い。しかし、健康寿命が延びれば、アクティブで健康な方が増え、それが人口増と同様の意味があるのではないかと考えている。
当社は、事業活動にあたり「健康」、「子育て」、「高齢者」を重点テーマにしており、今回の様な取り組みを通じて、地域が健康で元気になれるように、連携を強めていきたい。
<平和堂 生鮮食品事業部デリカ課バイヤー 松岡のコメント>
当社では健康に配慮した商品や品ぞろえを強化しているが、フレイル予防を意識した高たんぱく商品については、ちょうどこれから開発をというタイミングであったので、その折に学生から提案をもらえたことは大変ありがたい。ほかにも栄養素や成分表示、1日の野菜摂取量に関する取り組みを店舗では進めており、お客様の関心も非常に高いと感じている。
6種類レシピがあるが、自社の品揃えや販売する季節等を勘案し検討した結果、1品の商品化を進めた。
商品化にあたり、学生のこだわりを大切にしながら商品にしていくことをポイントとして開発した。
「味と見た目に美しい」商品化については、もともとは、かぼちゃの皮をむいたレシピだったが、ある程度皮を残した。食感はもちろん、色の見た目として緑が入った方がきれいなので鮮やかな色映えに。
「朝・昼・夜食べられる」ということでなくおかずになるサラダとして、鶏ミンチのコロッとした感じや玉ねぎのシャキシャキ感を加えるなど、ただ単に甘いだけのサラダではないように工夫した。
総菜開発者としてアドバイスした中では、レシピ上はカッテージチーズだったが、なじみの良いクリームチーズに変更した。また、仕上げにブラックペッパーを使用していたが、高齢者向け総菜レシピということで、商品化段階では使っていない。もちろん、商品として販売するにあたり、コストも意識している。
10月31日のハロウィンや12月22日の冬至と、かぼちゃを食べる機会があるので、ぜひ「かぼちゃのおかずさらだ」を食べてほしい。