<事業概要> |
1.平和堂(中国)と越境ECサイト開設について |
平和堂(中国)は、1998年に中国湖南省の省都 長沙市に百貨店を開業以来、これまで百貨店事業を中心に運営してまいりましたが、中国国内のネット販売の需要拡大に対応するべく、2013年4月より中国国内に自社サーバーを設置し、BtoCサイト(http://www.52pht.com)の運営を中国全土のお客様を対象に実施しておりました。 昨今の日本商品の需要の高まりに対応するべく、越境EC開設の準備を進め、2016年4月には中国政府当局よりBtoBtoCサイト運営許可証(中華人民共和国増値電信業務許可証)を外資系企業としては初めて取得し、2017年5月より本格的に越境ECサイト「JAPAN MALL」の営業を開始しました。 |
2.中国市場の変化と日本商品の需要拡大 |
中国国内での日本商品の需要はますます高くなっており、購買方法も越境ECを活用したネット販売での購入へと変化しております。
そこで平和堂(中国)では、中国進出20年の経験を活かし、百貨店(実店舗)のカード会員約40万人をベースに、富裕層をターゲットとした越境ECを展開し、人気のある日本商品だけでなく、価値の高い日本商品を中心に品揃えを拡大していく計画です。
サイトを利用するネット会員は、実店舗のカード会員のみならず、中国全土のお客様が対象となっております。
取扱商品については、当初は化粧品・ベビー用品・生活関連商品・ファッション衣料を中心に展開し、今後は、健康食品・一般食品へと品揃えを拡大していく予定です。 |
「JAPAN MALL」モバイル版トップページ(イメージ) |
3.越境EC「JAPAN MALL」の特徴 |
中国国内の他社越境ECとの差異化を図るため、当社への出店企業は日本企業のみに限定し、日本の平和堂と連携しながら、出店企業の拡大、品揃えの拡大を図ってまいります。
出店企業募集にあたっては、出店費用を最低限に抑え、かつ仮想店舗の構築から販売・物流管理を平和堂(中国)がまとめて管理することで出店企業の負担を減らし、出店しやすい環境作りを整えております。 |
4.日本法人がサポートします |
越境EC「JAPAN MALL」の開設にあたり、平和堂(中国)の日本での活動拠点となる支社(合同会社PHT JAPAN、本社:大阪府大阪市、職務執行者:寿谷正潔、以下「PHT JAPAN」)を開設しました。
ここでは、「JAPAN MALL」への出店者の募集および日本国内での運営管理を行っています。
実際の商談では、「中国市場には興味がある。でもどうすればよいか分からない」という企業様が多くを占めています。
PHT JAPANでは越境ECセミナーの開催や各方面からのご紹介を通じて、出店商談を実施しており、こうした中国市場に興味を持たれている企業様の中国市場への販路の一つをして、「JAPAN MALL」を活用いただけたらと考えています。 |