□新本部愛称は「HATOC (ハトック)」
単なる本部(Head Office)ではなく研修や学びの場(Training)であり、誠心誠意の応対を行うこと(おもてなし)や、お客様や店舗の要望をしっかりとお聞きし情報や意志を伝える場(Communication)であるという思いが込められています。 「本部は店のためにある」という考えを再認識し、親しみやすい風通しの良い本部を目指します。
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H ------- Head Office
A ------- And
T ------- Training
O ------- Omotenashi
C ------- Communication
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□新本部コンセプト
「オープンオフィス化によるワークスタイルの改革」
~「100年企業」をめざし一体感のある本部へ~
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□コンセプトを実現するための4つの指針 |
1.コミュニケーションの活性化
(1)フロア集約 |
旧本部では4フロアであった執務エリアを新本部では2フロアに集約することで、各部門間の距離を短くし、横断的に協働しやすくレイアウトしました。 |
フロア |
主なレイアウト・設備 |
屋上 |
太陽光発電設備、自家発電設備 |
3F |
社員食堂、ラウンジ、宿泊室、展示室、大ホール、研修室 |
2F |
オフィスフロア、商談室、会議室、関連会社オフィス((株)ダイレクト・ショップ、(株)ユーイング、(株)シー・オー・エム) |
1F |
玄関ホール、受付、オフィスフロア、商談室、会議室、テストキッチン、フォトスタジオ |
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(2)オープンオフィス |
各部門間の壁や間仕切りがなく、執務エリア内もキャビネットを周囲に集約し、より人と人が近く、部門を超えたコミュニケーションも取りやすいオフィス環境にしています。また、執務室に隣接した会議室の壁面をできる限りガラスパーテーション化することで「社内の見える化」を推進し、よりオープンなオフィスにしています。 |
<ガラスパーテーションの会議室> |
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<デスクから会議室は近く、壁面ガラス張りにより透明性も確保> |
<フロア毎の行き来もスムーズ> |
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<コミュニケーションを取りやすくすることで業務の効率化と生産性の向上を実現します> |
(3)コミュニケーションハウス(宿泊施設) |
3階に17室、34名が宿泊できる施設を設置し、社内研修時に活用するとともに、社員間の親睦を高め、コミュニケーションの深耕を図るために活用します。昼は休憩スペース、夜は研修後のコンパ(懇親会)や社内行事に活用できるラウンジ「コミュニケーションプラザ」および宿泊和室「和(なご)みくるま座」を併設し、より一層のコミュニケーション増進のための多目的な利用が可能です。 |
<遠方からの会議や社内研修の前日、社内コンパ後の宿泊に利用可能な「コミュニケーションハウス」> |
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<ラウンジ「コミュニケーションプラザ」と宿泊和室「和(なご)みくるま座」>
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(4)大ホール「HATOCホール」・研修室・展示室「学び舎"奉創感"」 |
3階には、会議や研修で使用する施設を設置しました。大ホール「HATOCホール」は650席以上の座席数を確保しています。ホール内は5分割にアレンジ可能で、多目的利用に対応します。
同じフロアに研修室や展示室「学び舎“奉創感”」を設置しました。ここは、平和堂の創業者や歴史、理念について自ら学び自己啓発を行う場で、社史・社内推薦図書・DVD等を取り揃えています。また、先哲や企業家等の出版物や動画なども視聴閲覧できます。
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<スクール形式で340席以上が設置できる大ホール「HATOCホール」> |
<大人数での研修も可能なスペースを確保。開放的な雰囲気で様々なスタイルの研修に対応>
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2.いきいきと働きがいのある環境
(1)カフェテリア「マザーレイク」(社員食堂) |
3階に230席の開放的なカフェテリア(社員食堂)を設置しました。最新のカフェテリア方式で自由に選び、ICカードによりキャシュレスで簡単に精算できるようにしています。 |
<眺望のよい3階に設置。精算も最新のICカード式> |
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(2)コミュニケーションエリア |
執務エリア中央の吹抜けにコミュニケーションエリアとして、社員が自由にミーティングや休憩時に共用できるエリアを設置し、部門を超えたコミュニケーションが取りやすくしています。天窓から光を取り込み、開放感のある空間を演出し、各階のコミュニケーションを活発にします。 |
<コミュニケーションエリアで部門を超えた交流を促進> |
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(3)フリーアドレスの導入 |
出張の多い部署には、フリーアドレスを導入しています。席を固定せずに業務に応じて効率よく移動して、能動的なワークスタイルを推進します。また、フリー席の未利用時は他の部署が打合せ等にも活用できるようにし、効率化を進めています。 |
<フリーアドレスで効率よく業務を行います。立ち会議スペースも随所に設置> |
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3.業務の効率化をはかり生産性を向上
(1)ユニバーサルレイアウトの導入 |
人員の増減、組織変更に柔軟に対応できるユニバーサルレイアウトを導入するとともに、デスク、チェア、キャビネットを標準化し、業務効率の向上を図りました。また、オープンオフィス化により、社員間の距離を短くすることで部門を超えた協働と生産性の向上を図っています。 |
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(2)ペーパーレスの推進 |
情報の共有化を進め、ペーパーレス化を推進しており、複合機の総台数を集約しました。合わせてICカード認証で空いている複合機でどこでもプリントできるようにし業務の効率化も図っています。 |
(3)グループ会社の連携強化 |
グループ会社の(株)ユーイング、(株)シー・オー・エム、(株)ダイレクト・ショップの3社が入居し、グループの連携を強化しています。 |
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4.環境配慮とセキュリティ強化
(1)太陽光発電・スカイライトチューブ |
屋上に100kWの太陽光発電設備を設置するとともに、太陽光を照明として利用するスカイライトチューブを3階通路天井に設置しており、太陽光エネルギーの有効活用を図っています。 |
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(2)Low-Eガラスの採用 |
外部サッシ全面に、内面側に特殊金属膜を設けた遮熱高断熱複層ガラスを使用し、冷暖房負荷を大きく削減しています。 |
(3)センシング機能付エアコンの採用 |
執務・商談エリアには、センサーによって人の存否や床の温度を感知し、自動で風向きや風量を調整するエアコンを採用しています。人の不在を感知すると自動で運転を制御します。 |
(4)井戸水の利用 |
敷地内に井戸を設置し、植栽の水やり、トイレの排水、駐車場の融雪に活用し、水資源の有効活用をしています。 |
(5)ICカードによるセキュリティの強化 |
新社屋の入退館用にセキュリティゲートを設置するとともに社屋内の各扉にカードリーダーを設置し、ICカードで入退室を管理するようにしました。外部者の入館制限とともにセキュリティレベルを個別に設定し、社屋内のセキュリティも強化しています。 |
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(6)非常用発電設備 |
屋上に防災・保安用に非常用発電機を設置しています。災害時や停電時に72時間運転可能な容量を確保しています。 |
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□エントランス・商談室 |
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<木村英輝さん作「Flying Peace」>
※木村さん写真はオフィシャルHPより http://www.ki-yan.com/
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<生き物としての人間たちが、自然のままに、平和の象徴のハトたちと一緒に、未来の空に向かって、歌い、舞い、飛翔します。36人の人間と108羽のハトが描かれています> |
<1階受付付近全景。受付壁面には「2羽のハト」が羽ばたきます>
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<商談室は1階・2階あわせて47のブースを準備>
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□移転先地図 |
現本部より南西へ約300m |