2014年5月 |
多賀食品センターおよび多賀チルドセンターの新設と本格稼動のお知らせ
平和堂は、「平和堂多賀流通センター」(滋賀県犬上郡多賀町、以下「多賀流通センター」)敷地内に「平和堂多賀流通センターB棟」(以下「多賀B棟」)を建設し、生鮮商品の加工・小分け等を行う「多賀食品センター」とチルド商品の配送拠点となる「多賀チルドセンター」を新設し、5月22日(木)より本格稼動しましたのでお知らせいたします。 1983年に建設した旧食品センターは、開設から30年が経過し、設備の老朽化、店舗数増による供給量不足のほか、基幹物流拠点の多賀流通センターから離れた場所に立地する効率面の課題等がありました。このため、最新設備の導入による品質・鮮度の向上や生産能力・供給店舗の拡大、店舗オペレーションの効率化や物流の適正化等を目的に、旧食品センターを多賀流通センター内に移転、新設いたしました。 併設する多賀チルドセンターは、これまで多賀流通センター内で稼動しておりましたが、多賀B棟の建設に合わせ移転、新設いたしました。 多賀食品センターと多賀チルドセンターは、滋賀県内を中心とした店舗(一部商品については全店供給)への商品供給を向上させるため24時間体制での運営を実施し、一元的な物流センターとして機能を高めてまいります。 なお、詳細につきましては下記の通りとなっております。 |
記 |
1.多賀流通センターB棟の概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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多賀B棟は、美しい自然に囲まれた歴史ある多賀の地で食品を製造することに感謝し、人と環境にやさしい取り組みを実施しています。 地球環境への負荷低減から、低温流通管理システムを始め様々な省エネ設備、排水処理に最適な生物処理システム等を導入し、環境保全に努めています。 |
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(1)省エネ型低温設備
温度制御システムにより無駄な冷し込みを防止し、冷凍機の運転時間を短縮することで省エネを実現しています。
(2)省エネ型コンテナ洗浄機
洗浄後のコンテナ乾燥を遠心力方式で行い、従来のボイラー式温風乾燥より省エネを実現しています。
(3)浄化設備
接触酸化式生物処理槽により、排水中の有機物の分解処理を常に安定して行います。
(4)LEDライトの導入
センター内の照明に、消費電力が少なく長寿命のLEDライトを採用しています。
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建物外観:正面入り口 |
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2.多賀食品センターの概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
多賀食品センターは、旧食品センターに比べ延床面積は約2倍、年間生産予定数量(パック数、初年)も約2倍の規模となり、24時間体制でのオペレーションを実施することから、大幅に商品供給能力が向上します。主に、精肉(鶏豚牛肉・ミンチ)・鮮魚類の小分けやパック詰等の加工を実施し、滋賀県内を中心に商品供給します。塩干類は、平和堂・エール全店舗に値付け済み商品を供給します。 お客様に安全で品質・鮮度の良い商品をお届けし、また従業員にとって働きやすい環境づくり実現ため、低温流通管理システムや解凍設備の導入、セキュリティ対策、作業負担を軽減する冷房設備や自動機械の導入等に取り組んでいます。 |
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3.多賀チルドセンターの概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
多賀チルドセンターは、多賀流通センター内の旧施設を多賀B棟内に移転、新設しました。 チルド帯商品の入荷から出荷、配送に係る業務全般を行い、滋賀県内店舗へ商品を供給します。また、多賀食品センターの商品についても同様の業務を行います。 様々な新しい設備やシステムの導入を実施することで、温度管理の徹底による品質の向上、無線DAS・HHTの採用による仕分け精度や生産性の向上、多賀食品センター併設による庫内業務や配送業務の効率向上が実現します。 さらに今後の供給店舗増加にも対応した規模のチルドセンターです。 |
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以上 |