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平和堂は、1957年3月1日 滋賀県彦根市に20坪程の「靴とカバンの店・平和堂」として創業しました。その後、化粧品・衣料品・寝具と取扱品目を拡大、1966年には食品分野に進出し、衣食住全般を取り扱う総合小売業となり、多店舗化を進めました。さらに、生活に関わる飲食業・アミューズメント等へ事業を拡大し、現在、平和堂グループは、近畿・北陸・東海エリアの2府9県で事業を展開しています。また海外では、滋賀県と中国湖南省の友好関係をご縁として、湖南省で百貨店事業を営んでいます。
平和堂グループは、企業理念として「全従業員の物心両面の幸福(しあわせ)を追求するとともに、お客様と地域社会に貢献し続ける企業となる」というグループ憲章を掲げ、社員が公私両面において、前向きに元気である環境を基盤とし、創業以来の精神である「地域社会のお役に立つ会社」の実現を目指しています。
2020年からのコロナ禍は、社会や経済、また、私たちの生活に極端なスピードで大きな変化をもたらしました。また、国際的にも国家間の対立の増加や情勢の変化によりモノやサービスの価格が上昇し、供給力不足が顕在化することとなりました。
さらに、生活が多様化する中でネットの利用がより一層進んでいますが、その利便性はリアルな場において人と繋がることで、相乗効果が発揮されるのではないかと考えています。平和堂の店舗は、お買い物だけでなくコミュニケーションの場として、人と人とを繋ぐ存在でありたい。この想いのもと、「地域社会の課題」とともに「地球規模の課題」を整理し、2022年に「平和堂サステナビリティビジョン」を策定しました。持続可能な社会の実現に向け、事業を通じたこれらの課題の解決とグループの成長の両立を目指し、社員一丸となって取り組んでいます。
平和堂グループが「地域になくてはならない存在」となるために、地域生活全般に目を向け、「お客様満足度の高い会社」「社員満足度の高い会社」「地域社会の元気や環境との共生に貢献できる会社」を目指し、これからも地域の皆様と共に、様々な取組みを進めてまいります。